アトピー性皮膚炎になってから長いのですが、アトピーの痕の色素沈着になっているのが、とてもコンプレックスです。
皮膚科や美容皮膚科、漢方医など、色々行ってきたのですが、自分の状況も含めて記事にまとめてみようと思います。
原因はステロイドの使いすぎで皮膚が薄くなったこと
30年ほど前に発症したアトピー性皮膚炎なのですが、当時は皮膚科に行くと、間違いなくステロイドのクリームを処方されました。
今も、皮膚科に行ってるんですが、基本的にはステロイドのチューブが多いです。
昔と今で違うのは、ステロイドの使い方です。
昔は、ずーっと塗り続けるという治療でした。今はステロイドを短期間で使います。短期でグッと使って、一旦症状を引かせて間を空けます。
30年前の福岡の田舎だったので、ステロイドの副作用も知らずに、お医者さんの言われた通りに塗り続けた結果、どうなったかというと、皮膚が薄くなりました。
後々、調べたら、ステロイドの副作用でした。
ちょっと内容が難しいんですが、下記のような文献をみるとよく分かります。
皮膚が薄くなる副作用を、皮膚のひ薄化って呼ばれています。
今は、掻きむしったら、色素沈着しやすい状態になってます。
下記の偉い方が書いた文献などをみても、アトピーの方は色素沈着しやすいそうです。
色素沈着は治るまで時間がかかる
2019年、今現在は、東京に住んでいて、渋谷の有名な美容皮膚科に通ってます。
明治通りクリニック
東京都渋谷区神宮前6丁目19−14 神宮前ハッピービル5階
先生からは、色素沈着は治るのが長いと言われました。
それも1年とか2年とか、長期スパンです。
そんなにかかるのかとびっくりしましたが、調べてみたら、そのくらいのようです。
皮膚科に言われた対処法は保湿
ヒルドイド
色素沈着は、皮膚科での処方のほとんどが「ヒルドイド」です。
ヒルドイドを使用する目的は、要するに、保湿ですね。
色素沈着は肌をしっかり保湿して、肌の再生(ターンオーバー)を待つしかないという言われました。
それも1〜2年という、相当長い時間です。
長い目でみるしかないようです。
セラミドは最強の保湿成分
僕の場合は乾燥肌が強いので、更に保湿しています。かなり色々調べました。
その結果分かったのは、皮膚の保湿はセラミドです。
セラミドは細胞の水分をパックするようにガッチリキャッチする成分という事なんです。
ふつうに薬局で売ってるものから、通販限定のものまで、結構色々使ってみました。
詳細はこちらの記事にまとめましたので、ご参考ください。
漢方医に言われた対処法はヨクイニンとビタミンC&ビタミンEの摂取
西洋医学と中医学では全くアプローチが違うようです。
漢方医さんに言われたのは、体の内面を改善しなさいと言われました。
- 甘い物(チョコなどのお菓子)をやめること
- ヨーグルトなどで腸内環境を改善すること
- ビタミンE、ビタミンCを摂取すること
チョコレートはやめました。大のチョコレート好きだったのですが、やめましたね。
無塩のナッツを食べて、ビタミンEを摂取。ビタミンEのサプリは結構高いです。サプリではなく、無塩のナッツを食べるというのが良いとのこと。
これについてはこちらの記事をご覧ください。
そして、ビタミンC。
この2つを積極的に摂取することで、冷えを改善して、肌の再生(ターンオーバー)を促すというのが一番の近道ということです。
なるほどなーと思って、今は言われたとおりに実践しています。
現在の状況(色調)
今の色素沈着の状況はこんな感じです。
アトピー自体は、今は色んな処置をして、落ち着いていますが
痕が残っているという状況です。
ここからどこまで改善していくか、あれこれ試している様をお見せしていこうと思います。
コメント ぜひ下さいな