エアコンのカビと、加湿器内のカビが原因で、喘息とアトピー性皮膚炎が酷くなり、慢性蕁麻疹も発生してしまいました。
加湿器は気づいたのですが、エアコンのカビはまさかでした。
実体験と、解決方法をまとめてみました。
喘息とアトピー性皮膚炎&慢性蕁麻疹発症
もともと、小児喘息を患っていたのですが
長い間治療を続けてたのと、大人になって体力が付いて、うまくコントロール出来ていました。
ところが、ある日、突然発症したんです。
しかも季節の変わり目ならともかく夏場にです。
そして、アトピー性皮膚炎も酷くなり
突如、じんましんが出ました。
明らかにおかしい・・。
慌てて病院に行って、詳しく検査してもらったら、カビアレルギーになっていました。
病院の先生からは
掃除をしてくださいって言われたんですが
全く心当たりがないんですよね。
どこにもカビなんてない。
エアコンのファン部分に黒カビ
家中、掃除していて、あれ?ここ掃除したっけな??
と思ったのが、エアコンです。
ただ、いつもフィルター部分のホコリは丹念に掃除していたんです。
でもね。
ふと、風邪が出る通気口を覗いてみたんです。
こうなってました。
Nooooo!!!!!
ショッキングな映像なので、画像は小さめにしました。
あー・・
ここだったか
盲点でした。
エアコンのフィルター部分じゃなくて、まさかの吹出口の中のローターのファン部分です。
びっしりとカビだらけです。
しかも、通気口なので狭いです。手を入れる事ができず、簡単に掃除できないです。
このエアコンは、賃貸備え付けのエアコンなのですが、古い。
引っ越しして、2年なのですが、2年で付く量じゃなかったので、たぶん一回も掃除していない感じ。
このせいで、夏場になると体調がおかしくなったんです。
更に冬場に使った加湿器付きの空気洗浄機に黒カビ発生
エアコンの中がカビだらけだったので、絶えずカビが胞子を出してる状態。
それも影響していたのでしょう。
シャープ製の加湿器付き空気清浄機、この中にもカビが繁殖してました。
別の記事にまとめました。シャープ製は、カビが発生しやすいようなので使っている方はご注意ください。
エアコンの中や家に生息するカビ
エアコンを発症元として、お家がカビだらけになったので、かなり色々しらべました。
すると、8万〜10万種類あるカビのなかで、人体に影響のあるカビは以下でした。
名前 | 生息場所 | 症状 | 概要 |
---|---|---|---|
アスペルギルス | エアコン、畳、カーペット | 喘息 | 発ガン性のある猛毒。白血球の増殖抑制 |
トリコスポロン | エアコン | 咳と熱 | 夏型過敏性肺炎を発症する。 |
クラドスポリウム | 風呂場、湿気の多い場所 | 喘息 | 一般的な黒カビ。喘息や各種アレルギーの原因。 |
エクソフィアラ | 風呂場、排水口、タイルの目地 | 炎症 | 手足の傷口から感染して炎症。最悪死に至る |
クリプトコッカス | 風呂場、鳥のフン | 咳、胸の痛み | 腐った木や鳥のフンに生息。吸い込んで感染すると咳や胸の痛み発症。 |
単に黒カビとかと思ってたら、かなり細かいです。
しかも、ちょっと危険なカビもあります。
特にアスペルギルスはこちらの文献によると、とても危険みたい。
定期的な掃除は必ずやった方がいいですね。
夏場の体調不良は夏型過敏性肺炎を疑う
夏場に風邪のような症状になったら、カビを疑った方がよいです。
人間は1日1万個のカビを吸っているそうなのですが、疲れたりして免疫が下がっている時はご注意ください。
症状は、微熱が出て痰が絡んだ咳が出ます。
風邪薬を飲んでも2週間近く続くようであれば、カビを疑った方がよいです。
夏型過敏性肺炎と呼ばれています。
初期症状が風邪と同じなので、分かりづらいんです。
エアコンのフィルタや中のファン洗浄は業者に任せるのが無難
病院での治療はもちろんですが、兎にも角にも、エアコンの掃除は必須です。
僕みたいにアレルギー持ってる方はとくに必要です。
最初は、割り箸の先にティッシュを巻きつけて、ファンを掃除しようと思ったんです。
でも、通気口の風向きを変える羽根と羽根の間って、拳1つも入らないくらいの狭さなんです。
無理ですね。
ほとんど掃除できませんでした。
自分で出来るのはフィルター掃除くらいまで
あれこれ掃除方法ないかと調べたんだけど、エアコン自分で洗浄掃除出来るのはフィルターまでですね。
この方のブログは参考になるかと思います。
僕は諦めてプロに任せた
僕の場合は、エアコンの中が、ものすごい量のカビだったのと、フィルターじゃなくて吹出口の中のローターだったので、諦めてプロに任せました。
自分で下手にやるよりは、プロに任せたほうがよいです。
もうね、びっくりするぐらい綺麗になりました。マジでおすすめです。
コメント ぜひ下さいな